システム開発の成果物が利害関係者の要件(要求事項)を満たしているという客観的な証拠を得るための検証手法として,JIS X 0166:2021(システム及びソフトウェア技術ーライフサイクルプロセスー要求エンジニアリング)では,インスペクション,分析又はシミュレーション,デモンストレーション,テストを挙げている。これらのうち,成果物となる文書について要件(要求事項)への遵守度合いを検査するものはどれか。
ア. インスペクション
4つの検証手法のうち,成果物となる“文書”を対象として要件への適合度合いを目視・査閲によって検査するのがインスペクションである。他の3手法は実際に動作させたり実演したりして確認するもので,対象が文書ではない。よって“文書の遵守度合いを検査する”という条件に合致するのはアのインスペクションである。
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