ITパスポート試験 過去問解説
サーバ仮想化とは?ITパスポート試験 2019年 (令和1年 秋期) 問74を解説
ITパスポート試験 2019年 (令和1年 秋期) 問74は、サーバ仮想化に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
サーバ仮想化の特長として,適切なものはどれか。
この問題の出題ポイント
- サーバ仮想化の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- テクノロジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: コンピュータシステム、サーバ仮想化、仮想化。
選択肢
- ア1台のコンピュータを複数台のサーバであるかのように動作させることができるので,物理的資源を需要に応じて柔軟に配分することができる。正解
- イコンピュータの機能をもったブレードを必要な数だけ筐体に差し込んでサーバを構成するので,柔軟に台数を増減することができる。
- ウサーバを構成するコンピュータを他のサーバと接続せずに利用するので,セキュリティを向上させることができる。
- エサーバを構成する複数のコンピュータが同じ処理を実行して処理結果を照合するので,信頼性を向上させることができる。
正解
ア: 1台のコンピュータを複数台のサーバであるかのように動作させることができるので,物理的資源を需要に応じて柔軟に配分することができる。
解説
サーバ仮想化は、1台の物理的なコンピュータ上で、複数の仮想的なサーバを動かす技術である。CPUやメモリなどの物理的資源を、仮想サーバごとに需要に応じて柔軟に配分できるので、資源を無駄なく使え、必要な台数も抑えられる。ブレードサーバや多重化は、別の考え方である。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア(正解)
正しい。1台のコンピュータを複数のサーバであるかのように動作させ、物理的資源を需要に応じて柔軟に配分できる点が、仮想化の特長である。
イ
筐体にブレードを差し込んでサーバを構成するのは、ブレードサーバの特長である。仮想化とは別の仕組みである。
ウ
他のサーバと接続せずに利用する形態は、スタンドアロンの運用の説明であり、仮想化の特長ではない。
エ
複数のコンピュータが同じ処理を実行して結果を照合するのは、デュアルシステムなどの多重化による、信頼性向上の仕組みである。
解き方の整理
サーバ仮想化の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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