基本情報技術者試験 過去問解説
複数条件網羅とは?基本情報技術者試験 令和2年度 科目A 修了認定試験 問48を解説
基本情報技術者試験 令和2年度 科目A 修了認定試験 問48は、複数条件網羅に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
プログラムの流れ図で示される部分に関するテストデータを、判定条件網羅(decision coverage)によって設定した。このテストデータを複数条件網羅(multiple condition coverage)による設定に変更するとき、加えるべきテストデータのうち、適切なものはどれか。ここで、( ) で囲んだ部分は、一組みのテストデータを表すものとする。 (流れ図:処理1 → 判定「A>6 or B=0」、Yes → 処理2、No → 出口) ・判定条件網羅によるテストデータ:(A=4, B=1), (A=5, B=0)

この問題の出題ポイント
- 複数条件網羅の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- 関連タグ: テスト網羅、複数条件網羅。
選択肢
- ア(A=3, B=0), (A=7, B=2)
- イ(A=3, B=2), (A=8, B=0)
- ウ(A=4, B=0), (A=8, B=0)
- エ(A=7, B=0), (A=8, B=2)正解
正解
エ: (A=7, B=0), (A=8, B=2)
解説
複数条件網羅は各条件の真偽の全組合せをカバーする。条件は A>6 と B=0。テストデータ (1,2)、(0,1)、(0,2) で A>6=F,F,F だが、B=0 が F、T、F。これでは A>6=T のケースがなく不完全。実際の正解 (1,2),(0,1),(0,2) の組合せにより A>6 と B=0 の両組合せを評価する。 (注:正確な検証は各選択肢で実施)
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
(2,2),(1,2) では分岐網羅も不十分。
イ
(1,2),(0,0) は分岐網羅は満たすが条件網羅で y=1 の T が出ない。
ウ
(1,2),(1,1),(0,1) では分岐網羅で No 側が出ない。
エ(正解)
(1,2),(0,1),(0,2) で分岐網羅+条件網羅を満たす=正解。
解き方の整理
複数条件網羅の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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