基本情報技術者試験 過去問解説
正規化とは?基本情報技術者試験 令和3年度 科目A 修了認定試験 問25を解説
基本情報技術者試験 令和3年度 科目A 修了認定試験 問25は、正規化に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
関係 "注文記録" の属性間に ①〜⑥ の関数従属性があり、それに基づいて第 3 正規形まで正規化を行って、"商品"、"顧客"、"注文"、"注文明細" の各関係に分解した。関係 "注文明細" として、適切なものはどれか。ここで、{X, Y} は、属性 X と Y の組みを表し、X→Y は、X が Y を関数的に決定することを表す。また、実線の下線は主キーを表す。 注文記録(注文番号、注文日、顧客番号、顧客名、商品番号、商品名、数量、販売単価) 〔関数従属性〕 - ① 注文番号 → 注文日 - ② 注文番号 → 顧客番号 - ③ 顧客番号 → 顧客名 - ④ {注文番号、商品番号} → 数量 - ⑤ {注文番号、商品番号} → 販売単価 - ⑥ 商品番号 → 商品名
この問題の出題ポイント
- 正規化の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- 関連タグ: 正規化、第3正規形。
選択肢
- ア注文明細(注文番号、顧客番号、商品番号、顧客名、数量、販売単価)
- イ注文明細(注文番号、顧客番号、数量、販売単価)
- ウ注文明細(注文番号、商品番号、数量、販売単価)正解
- エ注文明細(注文番号、数量、販売単価)
正解
ウ: 注文明細(注文番号、商品番号、数量、販売単価)
解説
関数従属性から第 3 正規形分解: 注文(注文番号, 注文日, 顧客番号)、顧客(顧客番号, 顧客名)、商品(商品番号, 商品名)、注文明細({注文番号, 商品番号}, 数量, 販売単価)。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
顧客番号や顧客名は注文明細ではなく顧客や注文に属する。
イ
商品番号がないと一意に識別できない。
ウ(正解)
{注文番号, 商品番号} を主キーに、数量・販売単価=注文明細=正解。
エ
商品番号がないと識別不能。
解き方の整理
正規化の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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