ITパスポート試験 過去問解説
情報セキュリティとは?ITパスポート試験 2020年 (令和2年 10月) 問87を解説
ITパスポート試験 2020年 (令和2年 10月) 問87は、情報セキュリティに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
ISMSにおける情報セキュリティに関する次の記述中のa,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 情報セキュリティとは,情報の機密性, a 及び可用性を維持することである。さらに, b ,責任追跡性,否認防止,信頼性などの特性を維持することを含める場合もある。
この問題の出題ポイント
- 情報セキュリティの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- テクノロジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: 情報セキュリティ、機密性完全性可用性。
選択肢
- アa: 完全性 / b: 真正性正解
- イa: 完全性 / b: 保守性
- ウa: 保全性 / b: 真正性
- エa: 保全性 / b: 保守性
正解
ア: a: 完全性 / b: 真正性
解説
情報セキュリティの基本特性は、許可された者だけが情報を利用できる機密性、情報が正確で改ざんや欠落がない完全性、必要なときに利用できる可用性である。これに加えて、主体や情報が主張どおりの本物であることを表す真正性、責任追跡性、否認防止、信頼性を含める場合もある。保守性はソフトウェアの品質特性で、情報セキュリティの特性ではない。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア(正解)
正しい。aは機密性、可用性と並ぶ基本特性の完全性、bは追加で挙げられる特性の真正性である。
イ
aの完全性は正しいが、bの保守性は情報セキュリティの特性ではなく、ソフトウェアの保守のしやすさを表す品質特性である。
ウ
aは、規格上の用語である完全性ではなく保全性としている点が誤りである。bの真正性は合っている。
エ
aもbも誤りである。基本特性は完全性で、保守性は情報セキュリティの特性に含まれない。
解き方の整理
情報セキュリティの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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