問14
脳死の状態はどれか。
- 1縮瞳がある。
- 2脳波で徐波がみられる。
- 3自発呼吸は停止している。✓ 正解
- 4痛み刺激で逃避反応がある。
正解
3
解説
脳死の判定基準に関する知識を問う問題である。脳死は脳幹を含む全脳の不可逆的な機能停止であり、その所見には深昏睡、瞳孔散大・固定、脳幹反射の消失、平坦脳波、そして自発呼吸の消失(無呼吸テスト陽性)が含まれる。脳幹にある呼吸中枢の機能が失われるため自発呼吸は停止している。したがって正答は選択肢3である。
選択肢の解説
1脳死では瞳孔は散大・固定する(縮瞳ではない)ため、縮瞳があるという記述は誤りである。
2脳死では脳波は平坦化(電気的無活動)するため、徐波がみられるという記述は誤りである。
3正しい。脳死では脳幹の呼吸中枢が機能を失うため自発呼吸は停止している。
4脳死では深昏睡で疼痛刺激に対する反応は消失しており、痛み刺激による逃避反応はみられない。
用語
- 脳死
- 脳幹を含む全脳の不可逆的な機能停止状態。深昏睡、瞳孔散大・固定、脳幹反射消失、平坦脳波、自発呼吸消失を特徴とし、日本の臓器移植法により法的に定義される。