問27
舌の模式図を示す。味蕾が少ない部位はどれか。

- 1①
- 2②✓ 正解
- 3③
- 4④
正解
2
解説
味蕾は主に舌乳頭(茸状乳頭・葉状乳頭・有郭乳頭)に分布し、舌尖(先端)・舌縁(側面)・舌根部に多い。一方、舌背の中央部は糸状乳頭が主体で味蕾がほとんどなく、味覚を感じにくい部位である。図は舌尖(先端)を下、舌根を上に描いたもので、上部の弧状に並ぶ円形構造が有郭乳頭である。①は舌尖側、②は舌背の中央、③は有郭乳頭の並ぶ部位、④は舌縁(側面)を指している。味蕾が少ないのは舌背中央部にあたる②である。
選択肢の解説
1誤り。①は舌尖(先端)側を指しており、茸状乳頭が多く味蕾も豊富な部位である。
2正しい。②は舌背の中央部にあたり、糸状乳頭が主体で味蕾がほとんど存在しないため、味蕾が少ない部位である。
3誤り。③は弧状に並ぶ有郭乳頭の部位を指しており、有郭乳頭には味蕾が多く分布する。
4誤り。④は舌縁(側面)を指しており、葉状乳頭などに味蕾が分布するため味蕾が少ない部位ではない。
用語
- 味蕾
- 舌の表面にある小さな感覚器で、味物質を感知する器官です。舌乳頭(茸状乳頭・葉状乳頭・有郭乳頭)に主に分布し、舌尖・舌縁・舌根部に多く、舌背中央部は糸状乳頭が主体で味蕾がほとんど存在しません。