第113回 看護師国家試験(午前)人体の構造と機能

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舌の模式図を示す。味蕾が少ない部位はどれか。

舌の模式図。先端から舌根に向けて部位①〜④が矢印で示されている
  1. 1
  2. 2✓ 正解
  3. 3
  4. 4

正解

2

解説

味蕾は主に舌乳頭(茸状乳頭・葉状乳頭・有郭乳頭)に分布し、舌尖(先端)・舌縁(側面)・舌根部に多い。一方、舌背の中央部は糸状乳頭が主体で味蕾がほとんどなく、味覚を感じにくい部位である。図は舌尖(先端)を下、舌根を上に描いたもので、上部の弧状に並ぶ円形構造が有郭乳頭である。①は舌尖側、②は舌背の中央、③は有郭乳頭の並ぶ部位、④は舌縁(側面)を指している。味蕾が少ないのは舌背中央部にあたる②である。


選択肢の解説

1誤り。①は舌尖(先端)側を指しており、茸状乳頭が多く味蕾も豊富な部位である。
2正しい。②は舌背の中央部にあたり、糸状乳頭が主体で味蕾がほとんど存在しないため、味蕾が少ない部位である。
3誤り。③は弧状に並ぶ有郭乳頭の部位を指しており、有郭乳頭には味蕾が多く分布する。
4誤り。④は舌縁(側面)を指しており、葉状乳頭などに味蕾が分布するため味蕾が少ない部位ではない。

用語

味蕾
舌の表面にある小さな感覚器で、味物質を感知する器官です。舌乳頭(茸状乳頭・葉状乳頭・有郭乳頭)に主に分布し、舌尖・舌縁・舌根部に多く、舌背中央部は糸状乳頭が主体で味蕾がほとんど存在しません。
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