問23
自動体外式除細動器〈AED〉を使用するときに、胸骨圧迫を中断するのはどれか。
- 1電源を入れるとき
- 2電極パッドを貼るとき
- 3心電図の解析中✓ 正解
- 4電気ショックの直後
正解
3
解説
AED使用時に胸骨圧迫を中断するのは心電図の解析中である。解析中に体動や圧迫が加わると正確な波形が得られず、ショック適応の判定を誤るおそれがあるため、傷病者に触れず圧迫を止める。電源投入や電極パッドの貼付は圧迫を継続しながら行ってよく、電気ショック直後は速やかに胸骨圧迫を再開する必要がある。心停止では絶え間ない胸骨圧迫が重要で、中断は最小限にとどめる。
選択肢の解説
1電源を入れる操作は胸骨圧迫を続けながら別の救助者が行えるため、中断する必要はない。
2電極パッドの貼付も圧迫を継続したまま行うのが原則で、中断する必要はない。
3心電図の解析中は体動や圧迫があると波形が乱れ判定を誤るため、傷病者に触れず胸骨圧迫を中断する必要があり正しい。
4電気ショックの直後は中断せず、ただちに胸骨圧迫を再開しなければならない。
出典・参考
用語
- 自動体外式除細動器〈AED〉
- 心室細動など致命的な不整脈を検出し、自動的に心電図を解析して電気ショックを行う医療機器です。音声ガイダンスで操作方法が案内されるため、専門知識のない一般市民でも使用できます。
- 胸骨圧迫
- 心停止患者の救命処置として、胸の中央(胸骨の下半分)を強く、速く、絶え間なく圧迫する手技です。1分間に100回以上のテンポで行い、脳や心臓への血流を保つため、心停止中の最も重要な処置とされています。