第113回 看護師国家試験(午後)基礎看護学

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創傷処置について適切なのはどれか。

  1. 1ドレッシング材は創部の辺縁に合わせて貼付する。
  2. 2肉芽形成の時期は強い水圧をかけて洗浄する。
  3. 3感染徴候のない創傷の消毒は不要である。✓ 正解
  4. 4テープは皮膚から垂直方向に剝がす。

正解

3

解説

創傷処置で適切なのは「感染徴候のない創傷の消毒は不要である」である。発赤・腫脹・熱感・疼痛・膿性滲出などの感染徴候がない清潔な創では、消毒薬は正常な細胞や肉芽組織を傷害して治癒を妨げるおそれがあり、生理食塩水や水道水による洗浄で十分とされる。ドレッシング材は創縁ぴったりではなく周囲の健常皮膚に余裕をもたせて貼付し、肉芽形成期は強い水圧で組織を傷つけないよう愛護的に洗浄し、テープは皮膚を押さえながら皮膚に沿って(垂直に引き上げず180度に折り返すように)ゆっくり剝がして皮膚損傷を防ぐ。


選択肢の解説

1ドレッシング材は創縁ちょうどではなく、周囲の健常皮膚に余裕をもたせて貼付するのが適切なため誤り。
2肉芽形成期に強い水圧をかけると新生組織を傷つけるため、愛護的に洗浄すべきであり誤り。
3感染徴候のない清潔な創では消毒薬が治癒を妨げるおそれがあり、洗浄で十分で消毒は不要なため正しい。
4テープは垂直方向に引き上げると皮膚を損傷しやすく、皮膚を押さえながら皮膚に沿ってゆっくり剝がすのが適切なため誤り。
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