問22
空気感染飛沫核感染!の予防策はどれか。
- 1消毒薬の噴霧
- 2病室の陽圧換気
- 3N95マスクの着用✓ 正解
- 4ラビング法の手指消毒
正解
3
解説
空気感染(飛沫核感染)の予防策を問う問題である。空気感染は直径5μm以下の飛沫核が長時間空中を浮遊して感染するため、医療者は微粒子を遮断できるN95マスクを着用する必要がある。代表的な空気感染症には結核、麻疹、水痘がある。正答はN95マスクの着用である。
選択肢の解説
1消毒薬の噴霧は環境表面の消毒として推奨されず、空気感染の予防策にはならないため誤りである。
2空気感染対策では病室は陰圧換気とし病原体を外部に漏らさないようにする。陽圧換気は易感染患者を守る防御環境であり目的が異なるため誤りである。
3N95マスクは飛沫核を遮断できる微粒子用マスクであり、空気感染予防の標準的な対策であるため正しい。
4ラビング法(擦式アルコール消毒)は手指衛生の方法で接触感染対策などには有効だが、空気中の飛沫核には無効であるため誤りである。
用語
- 空気感染
- 直径5μm以下の飛沫核が長時間空中に浮遊して感染する形態を指します。患者の呼吸器分泌物が微細粒子となり、吸入により感染が成立します。空気感染症の予防には高性能マスクの着用や陰圧換気が必要です。
- 飛沫核感染
- 空気感染と同義で、5μm以下の微細な粒子が核となって空中に浮遊し、これを吸入することで感染する様式です。結核、麻疹、水痘など重要な感染症の主要な感染経路であり、標準予防策では対応不可能です。