第115回 看護師国家試験(午前)基礎看護学

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静脈血採血で針を刺入した直後に、患者にしびれがないかを確認する目的はどれか。

  1. 1感染症の予防
  2. 2神経損傷の予防✓ 正解
  3. 3皮下血腫の予防
  4. 4血管迷走神経反応の予防

正解

2

解説

静脈血採血時の合併症と、刺入直後の観察の目的を問う問題である。正答は「神経損傷の予防」。肘窩などの採血部位には正中神経や前腕皮神経などが走行しており、針が神経に触れたり穿刺したりすると、電撃様のしびれや放散痛が生じる。刺入直後にしびれの有無を確認するのは、これらの神経損傷(穿刺による神経障害)を早期に察知し、針を抜くなど直ちに対応して損傷の進行を防ぐためである。


選択肢の解説

1感染症は無菌操作や消毒で予防するものであり、しびれの確認とは関係しない。誤り。
2神経に針が触れると電撃様のしびれや放散痛が出現するため、しびれの確認は神経損傷の早期発見・予防を目的とする。正しい。
3皮下血腫は抜針後の圧迫止血が不十分なときに生じるもので、刺入直後のしびれ確認とは目的が異なる。誤り。
4血管迷走神経反応は不安や疼痛などで生じる徐脈・血圧低下・気分不快であり、しびれの確認で予防するものではない。誤り。
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