問74
細胞内に受容体があるホルモンはどれか。
- 1インスリン
- 2アドレナリン
- 3オキシトシン
- 4プロラクチン
- 5テストステロン✓ 正解
正解
5
解説
細胞内に受容体をもつホルモンを問う問題である。ステロイドホルモンや甲状腺ホルモンは脂溶性で細胞膜を通過し、細胞質や核内の受容体に結合して遺伝子発現を調節する。テストステロンは性ステロイドホルモンで細胞内受容体に作用するため、正答は5。ペプチドホルモンやカテコールアミン(インスリン、アドレナリン、オキシトシン、プロラクチン)は水溶性で細胞膜表面の受容体に結合する。
選択肢の解説
1誤り。インスリンはペプチドホルモンで、細胞膜表面の受容体(チロシンキナーゼ型)に結合して作用する。
2誤り。アドレナリンはカテコールアミンで水溶性であり、細胞膜上のアドレナリン受容体に結合する。
3誤り。オキシトシンはペプチドホルモンで、細胞膜表面の受容体を介して作用する。
4誤り。プロラクチンはペプチド(タンパク)ホルモンで、細胞膜表面の受容体に結合する。
5正しい。テストステロンは脂溶性のステロイドホルモンで、細胞膜を通過して細胞内(核内)受容体に結合し遺伝子発現を調節する。
用語
- 受容体
- ホルモンや神経伝達物質などのシグナル分子が結合するタンパク質。細胞膜表面または細胞内に存在し、特異的なリガンドが結合することで細胞内シグナル伝達を開始します。脂溶性ホルモンは細胞膜を透過して細胞内受容体に、水溶性ホルモンは細胞膜表面の受容体に結合します。