情報セキュリティマネジメント試験 情報セキュリティマネジメント試験 令和元年度秋期 午前8: A 社では現在,インターネット上の Web サイトを内部ネットワークの PC 上の Web ブラウザから参照している。新たなシステムを導入し,DMZ 上に用意し

情報セキュリティマネジメント試験 令和元年度秋期 午前
Q 88 / 50
A 社では現在,インターネット上の Web サイトを内部ネットワークの PC 上の Web ブラウザから参照している。新たなシステムを導入し, 上に用意した (Virtual Desktop Infrastructure)サーバに PC からログインし,インターネット上の Web サイトを VDI サーバ上の仮想デスクトップの Web ブラウザから参照するように変更する。この変更によって期待できるセキュリティ上の効果はどれか。

問題本文

A 社では現在,インターネット上の Web サイトを内部ネットワークの PC 上の Web ブラウザから参照している。新たなシステムを導入し,DMZ 上に用意した VDI(Virtual Desktop Infrastructure)サーバに PC からログインし,インターネット上の Web サイトを VDI サーバ上の仮想デスクトップの Web ブラウザから参照するように変更する。この変更によって期待できるセキュリティ上の効果はどれか。

選択肢

  • .インターネット上の Web サイトから,内部ネットワークの PC へのマルウェアのダウンロードを防ぐ。
  • .インターネット上の Web サイト利用時に,MITB 攻撃による送信データの改ざんを防ぐ。
  • .内部ネットワークの PC 及び仮想デスクトップの OS がボットに感染しなくなり,C&C サーバにコントロールされることを防ぐ。
  • .内部ネットワークの PC にマルウェアが侵入したとしても,他の PC に感染するのを防ぐ。

正解

. インターネット上の Web サイトから,内部ネットワークの PC へのマルウェアのダウンロードを防ぐ。

解説

VDI(仮想デスクトップ基盤)でWeb閲覧をDMZ上の仮想デスクトップに分離すると、Webアクセスは仮想デスクトップ側で完結し、内部PCには画面情報だけが転送される。このためWebサイトからマルウェアをダウンロードしても被害は仮想デスクトップ内にとどまり、内部PCへのマルウェアダウンロードを防げるとした「ア」が正解となる。

選択肢ごとの解説

  • .Web閲覧を仮想デスクトップに分離するため、マルウェアのダウンロードは仮想デスクトップ側で起こり内部PCには及ばず、防止効果があるので正しい。
  • .MITB攻撃はブラウザ自体(ここでは仮想デスクトップ上のブラウザ)を狙うため、閲覧を分離しても改ざん自体は防げず誤りである。
  • .仮想デスクトップのOSはボットに感染し得るため、PCと仮想デスクトップが感染しなくなるとは言えず誤りである。
  • .本変更はWeb閲覧の分離であり、内部PC間の感染拡大(横展開)を防ぐネットワーク分離の効果を狙うものではないため誤りである。

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