情報セキュリティマネジメント試験 過去問解説

リスクレベルとは?情報セキュリティマネジメント試験 平成30年度春期 午前 問2を解説

情報セキュリティマネジメント試験 平成30年度春期 午前 問2は、リスクレベルに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

リスク対応のうち,リスクの回避に該当するものはどれか。

この問題の出題ポイント

  • リスクレベルの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。

選択肢

  1. リスクが顕在化する可能性を低減するために,情報システムのハードウェア構成を冗長化する。
  2. リスクの顕在化に伴う被害からの復旧に掛かる費用を算定し,保険を掛ける。
  3. リスクレベルが大きいと評価した情報システムを用いるサービスの提供をやめる。正解
  4. リスクレベルが小さいので特別な対応をとらないという意思決定をする。

正解

: リスクレベルが大きいと評価した情報システムを用いるサービスの提供をやめる。

解説

リスク対応は,回避・低減(軽減)・移転(共有)・保有(受容)の4つに大別される。リスクの回避とは,リスクを生じさせる活動そのものを取りやめてリスク源を除去することである。リスクレベルが大きいサービスの提供自体をやめる選択肢ウが,活動を中止する回避に該当する。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • ハードウェアを冗長化して顕在化の可能性を下げるのはリスク低減(軽減)であり,回避ではない。

  • 保険を掛けて損失を他者に移すのはリスク移転(共有)であり,回避ではない。

  • ウ(正解)

    リスクレベルの大きいサービスの提供をやめ,リスクを生む活動自体を取りやめているのでリスクの回避に該当する。

  • リスクが小さいため特別な対応をとらないと意思決定するのはリスク保有(受容)であり,回避ではない。

解き方の整理

リスクレベルの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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