情報セキュリティマネジメント試験 過去問解説

フィッシングとは?情報セキュリティマネジメント試験 科目A 問27を解説

情報セキュリティマネジメント試験 科目A 問27は、フィッシングに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

SPF(Sender Policy Framework)を利用する目的はどれか。

この問題の出題ポイント

  • フィッシングの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。

選択肢

  1. HTTP 通信の経路上での中間者攻撃を検知する。
  2. LAN への PC の不正接続を検知する。
  3. 内部ネットワークへの侵入を検知する。
  4. メール送信者のドメインのなりすましを検知する。正解

正解

: メール送信者のドメインのなりすましを検知する。

解説

SPF(Sender Policy Framework)は,あるドメインからのメールを送信してよい正当なメールサーバの IP アドレスを DNS の SPF レコードに公開し,受信側がそれを照合することで送信元ドメインのなりすましを検知する送信ドメイン認証技術である。スパムやフィッシングメールにおける差出人ドメインの偽装を防ぐ目的で使われる。正解はエで,メール送信者のドメインのなりすまし検知が SPF の目的である。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • 誤り。HTTP 通信経路上の中間者攻撃の検知は TLS などの役割であり,メール認証技術の SPF とは無関係である。

  • 誤り。LAN への PC の不正接続の検知は検疫ネットワークや IEEE 802.1X などが担い,SPF の目的ではない。

  • 誤り。内部ネットワークへの侵入検知は IDS/IPS の役割であり,SPF とは関係しない。

  • エ(正解)

    正しい。SPF レコードと送信元 IP アドレスを照合し,正当な送信サーバからのメールかを確認することで,ドメインのなりすましを検知できる。

解き方の整理

フィッシングの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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