情報セキュリティマネジメント試験 過去問解説

ワークパッケージとは?情報セキュリティマネジメント試験 科目A 問40を解説

情報セキュリティマネジメント試験 科目A 問40は、ワークパッケージに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

ソフトウェア開発プロジェクトにおいて WBS を作成する目的として,適切なものはどれか。

この問題の出題ポイント

  • ワークパッケージの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。

選択肢

  1. 開発の期間と費用とがトレードオフの関係にある場合に,総費用の最適化を図る。
  2. 作業の順序関係を明確にして,重点管理すべきクリティカルパスを把握する。
  3. 作業の日程を横棒(バー)で表して,作業の開始時点や終了時点,現時点の進捗を明確にする。
  4. 作業を,階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する。正解

正解

: 作業を,階層的に詳細化して,管理可能な大きさに細分化する。

解説

WBS(Work Breakdown Structure:作業分解構成図)は,プロジェクトの作業全体を階層的に分解し,管理しやすい大きさの作業単位(ワークパッケージ)まで細分化したものである。これにより,作業の漏れを防ぎ,工数見積りや進捗管理の基礎を作ることができる。正解はエで,作業を階層的に詳細化して管理可能な大きさに細分化することが WBS 作成の目的である。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • 誤り。期間と費用のトレードオフを調整して総費用を最適化する手法はクラッシングなどであり,WBS の目的ではない。

  • 誤り。作業の順序関係を示しクリティカルパスを把握するのはアローダイアグラム(PERT 図)であり,WBS とは異なる。

  • 誤り。作業日程を横棒で表して進捗を示すのはガントチャートであり,WBS の目的ではない。

  • エ(正解)

    正しい。作業を階層的に分解し,管理可能な大きさのワークパッケージに細分化することが WBS の目的である。

解き方の整理

ワークパッケージの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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