基本情報技術者試験 過去問解説
誤差とは?基本情報技術者試験 令和元年度 科目A 修了認定試験 問3を解説
基本情報技術者試験 令和元年度 科目A 修了認定試験 問3は、誤差に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
浮動小数点形式で表現された数値の演算結果における丸め誤差の説明はどれか。
この問題の出題ポイント
- 誤差の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- 関連タグ: 誤差、浮動小数点数。
選択肢
- ア演算結果がコンピュータの扱える最大値を超えることによって生じる誤差である。
- イ数表現のけた数に限度があるので、最下位けたより小さい部分について四捨五入や切上げ、切捨てを行うことによって生じる誤差である。正解
- ウ乗除算において、指数部が小さい方の数値の仮数部の下位部分が失われることによって生じる誤差である。
- エ絶対値がほぼ等しい数値の加減算において、上位の有効数字が失われることによって生じる誤差である。
正解
イ: 数表現のけた数に限度があるので、最下位けたより小さい部分について四捨五入や切上げ、切捨てを行うことによって生じる誤差である。
解説
丸め誤差は、表現可能なけた数を超える下位部分を四捨五入・切上げ・切捨てによって調整する際に生じる。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
これはオーバーフロー(あふれ)の説明。
イ(正解)
けた数の限界による下位部分の処理によって生じる誤差の正しい説明=正解。
ウ
これは情報落ち(指数部の差で小さい仮数部が失われる)の説明。
エ
これは桁落ち(近い値の減算で有効数字が失われる)の説明。
解き方の整理
誤差の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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