基本情報技術者試験 過去問解説

TLSとは?基本情報技術者試験 令和元年度 科目A 修了認定試験 問35を解説

基本情報技術者試験 令和元年度 科目A 修了認定試験 問35は、TLSに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

A 社の Web サーバは、サーバ証明書を使って TLS 通信を行っている。PC から A 社の Web サーバへの TLS を用いたアクセスにおいて、当該 PC がサーバ証明書を入手した後に、認証局の公開鍵を利用して行う動作はどれか。

この問題の出題ポイント

  • TLSの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
  • 関連タグ: TLS、PKI、認証局。

選択肢

  1. 暗号化通信に利用する共通鍵を、認証局の公開鍵を使って復号する。
  2. 暗号化通信に利用する共通鍵を生成し、認証局の公開鍵を使って暗号化する。
  3. サーバ証明書の正当性を、認証局の公開鍵を使って検証する。正解
  4. 利用者が入力して送付する秘匿データを、認証局の公開鍵を使って暗号化する。

正解

: サーバ証明書の正当性を、認証局の公開鍵を使って検証する。

解説

TLS では、サーバ証明書を受け取った PC が認証局(CA)の公開鍵を使って証明書のディジタル署名を検証し、サーバ証明書の正当性を確認する。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • 共通鍵を CA の公開鍵で復号するのではなく、サーバの公開鍵を使う流れ(しかも CA の鍵は検証用)。

  • 共通鍵をサーバの公開鍵で暗号化するのが正しく、CA の公開鍵で暗号化するわけではない。

  • ウ(正解)

    CA の公開鍵でサーバ証明書の正当性を検証する=正解。

  • 秘匿データはサーバとの共通鍵で暗号化するのが通常で、CA の公開鍵を直接使うわけではない。

解き方の整理

TLSの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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