基本情報技術者試験 過去問解説
キャッシュメモリとは?基本情報技術者試験 令和2年度 科目A 修了認定試験 問13を解説
基本情報技術者試験 令和2年度 科目A 修了認定試験 問13は、キャッシュメモリに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
キャッシュメモリに関する記述のうち、適切なものはどれか。
この問題の出題ポイント
- キャッシュメモリの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- 関連タグ: キャッシュメモリ、ライトスルー、ライトバック。
選択肢
- アキャッシュメモリにヒットしない場合に割込みが生じ、プログラムによって主記憶からキャッシュメモリにデータが転送される。
- イキャッシュメモリは、実記憶と仮想記憶とのメモリ容量の差を埋めるために採用される。
- ウデータ書込み命令を実行したときに、キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式と、キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の書換えはキャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う方式とがある。正解
- エ半導体メモリのアクセス速度の向上が著しいので、キャッシュメモリの必要性は減っている。
正解
ウ: データ書込み命令を実行したときに、キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式と、キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の書換えはキャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う方式とがある。
解説
キャッシュメモリの書込み方式には、主記憶も同時に書き換えるライトスルー方式と、キャッシュだけ書き換えて追い出し時に主記憶に書き戻すライトバック方式がある。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
キャッシュミス時のデータ転送はハードウェアが行い、割込みでプログラム処理するわけではない。
イ
キャッシュメモリは主記憶と CPU のアクセス速度差を埋めるためで、実記憶と仮想記憶の差ではない。
ウ(正解)
ライトスルー(同時書込み)とライトバック(遅延書込み)の方式が存在=正解。
エ
半導体メモリは高速化したがアクセス時間差は依然大きく、キャッシュは必要。
解き方の整理
キャッシュメモリの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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