[中問A][マネジメント] 電話受付センタのオペレータの勤務形態は、図2に示すように勤務時間によって四つのパターンに分けられている。Yさんは、電話受付センタを集約することによって削減可能なオペレータの人数を試算することにした。表1のように、電話受付センタ集約後に時間帯A〜Dの各時間帯で最低限必要な人数を設定したとき、オペレータに掛かる費用を最小化するために考慮すべき条件として、適切でないものはどれか。 [前提] (1) オペレータ1人に掛かる費用は、"時間給×勤務時間"で算出する。 (2) オペレータの時間給は、どの勤務パターンでも同じである。 (3) どの勤務パターンでも最低1人はオペレータがいるものとする。 図2 勤務時間別パターン一覧 (P1: 9-17時間帯AからC、P2: 12-20時間帯BからD、P3: 15-20時間帯CからD、P4: 18-20時間帯D) 勤務中のオペレータ人数: 時間帯A=P1, 時間帯B=P1+P2, 時間帯C=P1+P2+P3, 時間帯D=P2+P3+P4 表1 時間帯別の最低必要人数: A=Q1, B=Q2, C=Q3, D=Q4
イ. Q1〜Q4の合計よりもP1〜P4の合計が大きいこと
費用最小化のためには各時間帯の最低必要人数Q1〜Q4を満たす制約のもとで,勤務パターン人数P1〜P4の総和を抑える必要がある. 必須条件は(1)各パターン最低1人配置,(2)各時間帯の人数が必要数Q1〜Q4以上を満たす制約,(3)時間給×勤務時間×人数の総和の最小化目的. 「Q1〜Q4合計よりP1〜P4合計が大きい」という記述は最小化目的に直結せず,必要な条件にも含まれず,考慮する条件として不適切. 線形計画法の制約設計問題. 線形計画問題の制約条件と目的関数の区別が解法の基本となる重要なポイント.
ITパスポート 2014年 (平成26年 春期) の過去問一覧へ戻る・問87