ITパスポート試験 過去問解説

マイコンとは?ITパスポート試験 2013年 (平成25年 春期) 問21を解説

ITパスポート試験 2013年 (平成25年 春期) 問21は、マイコンに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

電子レンジ,炊飯器などの家電製品に組み込まれているコンピュータの総称として,適切なものはどれか。

この問題の出題ポイント

  • マイコンの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
  • テクノロジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
  • 関連タグ: コンピュータ構成要素、マイコン、組込みシステム。

選択肢

  1. スーパーコンピュータ
  2. パーソナルコンピュータ
  3. マイクロコンピュータ正解
  4. ミニコンピュータ

正解

: マイクロコンピュータ

解説

コンピュータは規模別に分類される.スーパーコンピュータは科学技術計算など極めて高速な処理を行う最上位機,メインフレーム(汎用機)は基幹業務処理用大型機,ミニコンピュータは70〜80年代に多用された中型機(現在はほぼ歴史用語),パーソナルコンピュータは個人用机上型機.そしてマイクロコンピュータ(マイコン)は機器組込み向けの小型コンピュータで,1チップに集積したマイクロプロセッサとメモリ等から構成され,電子レンジ・炊飯器・エアコン・自動車制御など家電や産業機器の制御用に広く使われる.以上から家電組込み用途はウのマイクロコンピュータが正解.

なぜ他の選択肢が違うのか

  • スーパーコンピュータは気象予測・核反応シミュレーション・分子設計・大規模科学技術計算などに使われる最高性能のコンピュータで,日本では富岳などが代表例.物理的に巨大で電力消費も極めて大きく価格も非常に高価のため,家電製品に組み込む規模・コストの用途には全く適合せず本問の正解にはならない.

  • パーソナルコンピュータ(PC)は個人が業務・学習・娯楽等に使う机上型コンピュータで,汎用OS(Windows・macOSなど)とアプリケーションが動作する点が特徴.家電組込み用途とは規模・OS・使用目的すべてが異なり,家電内部のコンピュータの総称ではないため誤り.

  • ウ(正解)

    正解.マイクロコンピュータ(マイコン)は家電製品・産業機器に組み込まれる小型コンピュータの総称で,マイクロプロセッサとメモリ等を1チップ化したマイクロコントローラ(MCU)を中核とする.電子レンジ・炊飯器・エアコン・自動車制御など家電・組込みシステムの制御部に幅広く内蔵される.

  • ミニコンピュータは1970〜80年代の中型業務用コンピュータの総称で,メインフレームより小型・低価格・PCより大型な位置付けの歴史的カテゴリ.オフィスや工場の業務処理に使われたが,家電組込み用途とは規模・用途ともに大きく異なり,現代では事実上死語のため誤り.

解き方の整理

マイコンの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

関連問題

前後の問題

2013年 (平成25年 春期) の関連する問題

復習を続ける

間違えた問題、苦手タグ、模試履歴を保存して復習する導線を用意しています。広告なしPro、弱点分析、復習リマインダーは段階的に提供予定です。