ITパスポート試験 過去問解説
標準化とは?ITパスポート試験 2016年 (平成28年 秋期) 問19を解説
ITパスポート試験 2016年 (平成28年 秋期) 問19は、標準化に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
この問題の出題ポイント
- 標準化の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- ストラテジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: 標準化、IEEE、標準化団体。
選択肢
- アICANN
- イIEEE正解
- ウISO
- エW3C
正解
イ: IEEE
解説
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
誤り. ICANN(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)はドメイン名やグローバルIPアドレスを世界規模で管理する非営利団体の説明で,LAN・無線LAN規格の標準化団体ではない. インターネット上の一意な識別子の管理を担う組織として位置付けられ,学会ではなく管理機関である.
イ(正解)
正しい. IEEEは米国の電気電子学会で,IEEE 802.3(イーサネット)や802.11(無線LAN)などLAN関連規格の標準化を推進する団体であり,本問の説明に合致するため. ネットワーク標準の代表的な策定機関で,LAN/無線LAN技術の業界標準を長年提供している学術団体である.
ウ
誤り. ISO(International Organization for Standardization)はスイス・ジュネーブに本部を置く国際標準化機構で,工業分野全般の標準化を行う組織の説明である. 米国の学会ではなく,LAN規格策定の中心的団体でもない. ISO/IEC 27001など情報セキュリティ規格などを扱う点で別の役割を持つ.
エ
誤り. W3C(World Wide Web Consortium)はティム・バーナーズ=リーが設立したHTML・CSS・XMLなどWeb技術の標準化を行う団体の説明である. Webの相互運用性確保が中心的な活動領域で,LANや無線LANの物理層・データリンク層の規格策定団体ではないため本問の答えではない.
解き方の整理
標準化の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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