ITパスポート試験 過去問解説
営業利益とは?ITパスポート試験 2019年 (令和1年 秋期) 問2を解説
ITパスポート試験 2019年 (令和1年 秋期) 問2は、営業利益に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
あるメーカの当期損益の見込みは表のとおりであったが,その後広告宣伝費が5億円,保有株式の受取配当金が3億円増加した。このとき,最終的な営業利益と経常利益はそれぞれ何億円になるか。ここで,広告宣伝費,保有株式の受取配当金以外は全て見込みどおりであったものとする。
この問題の出題ポイント
- 営業利益の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- ストラテジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: 企業活動、会計・財務、営業利益、経常利益、計算問題。
選択肢
- ア営業利益 85, 経常利益 92正解
- イ営業利益 85, 経常利益 93
- ウ営業利益 220, 経常利益 92
- エ営業利益 220, 経常利益 93
正解
ア: 営業利益 85, 経常利益 92
解説
営業利益は売上高から売上原価と販売費及び一般管理費を引いた利益で、広告宣伝費は販売費及び一般管理費に入るため、 億円になる。受取配当金は営業外収益なので、経常利益は営業利益に営業外収益を足して営業外費用を引き、 億円となる。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア(正解)
正しい。広告宣伝費の増加分を販売費及び一般管理費に、受取配当金の増加分を営業外収益に加えて計算すると、営業利益は85億円、経常利益は92億円になる。
イ
営業利益85億円は合っているが、経常利益93億円は誤りである。93億円は、経常利益92億円に特別利益2億円を足し、特別損失1億円を引いた税引前の利益に当たる。
ウ
営業利益220億円は、売上高から売上原価を引いただけの売上総利益であり、販売費及び一般管理費を引いていない。経常利益92億円の部分は合っている。
エ
営業利益220億円は販売費及び一般管理費を引く前の売上総利益、経常利益93億円は特別損益まで加味した税引前の利益に当たる。どちらも利益の段階を取り違えている。
解き方の整理
営業利益の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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