ITパスポート試験 過去問解説

標準化とは?ITパスポート試験 2021年 (令和3年) 問2を解説

ITパスポート試験 2021年 (令和3年) 問2は、標準化に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

国際標準化機関に関する記述のうち,適切なものはどれか。

この問題の出題ポイント

  • 標準化の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
  • ストラテジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
  • 関連タグ: 標準化、ITU、国際標準化機関。

選択肢

  1. アICANNは,工業や科学技術分野の国際標準化機関である。
  2. イIECは,電子商取引分野の国際標準化機関である。
  3. ウIEEEは,会計分野の国際標準化機関である。
  4. エITUは,電気通信分野の国際標準化機関である。正解

正解

エ: ITUは,電気通信分野の国際標準化機関である。

解説

国際標準化機関は、扱う分野ごとに役割が分かれている。ITU(国際電気通信連合)は国連の専門機関で、電話や無線を含む電気通信分野の国際標準や、電波の周波数の割当てを扱う。ICANNはドメイン名やIPアドレスの管理、IECは電気・電子技術の標準化、IEEEは電気・電子分野の学会であり、それぞれ別の領域を担う。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • ア

    ICANNは、ドメイン名やIPアドレスなど、インターネット上の識別子を調整・管理する非営利法人である。工業分野の国際規格を策定するのはISOなどである。

  • イ

    IEC(国際電気標準会議)は、電気・電子技術分野の国際規格を策定する機関である。電子商取引の標準化を担う機関ではない。

  • ウ

    IEEE(米国電気電子学会)は、電気・電子分野の学会で、LANの規格(IEEE 802)なども策定している。会計分野の機関ではない。

  • エ(正解)

    正しい。ITU(国際電気通信連合)は国連の専門機関で、電気通信分野の国際標準や電波の周波数の割当てを担う。

解き方の整理

標準化の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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