問34
オタワ憲章で提唱されているヘルスプロモーションの活動方針で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1共生社会の実現
- 2個人技術の向上✓ 正解
- 3適正技術の使用
- 4地域資源の有効活用
- 5健康的な公共政策づくり✓ 正解
正解
2・5
解説
オタワ憲章で提唱されたヘルスプロモーションの活動方針(5つの優先的活動領域)を問う問題で、2つを選ぶ。1986年のオタワ憲章では、(1)健康的な公共政策づくり、(2)健康を支援する環境づくり、(3)地域活動の強化、(4)個人技術(能力)の開発・向上、(5)ヘルスサービスの方向転換、の5つが示された。選択肢のうちこれに該当するのは「個人技術の向上」と「健康的な公共政策づくり」である。正答は2と5の2つである。
選択肢の解説
1共生社会の実現はオタワ憲章のヘルスプロモーションの5つの活動方針には含まれていない。
2正しい。個人技術(能力)の向上はオタワ憲章で示された5つの活動方針の一つである。
3適正技術の使用はプライマリヘルスケアに関連する概念であり、オタワ憲章の活動方針には含まれない。
4地域資源の有効活用はオタワ憲章の5つの活動方針の文言ではない。憲章では地域活動の強化が掲げられている。
5正しい。健康的な公共政策づくりはオタワ憲章で示された5つの活動方針の一つである。
用語
- オタワ憲章
- 1986年にカナダのオタワで開催された第1回ヘルスプロモーション国際会議で採択された。ヘルスプロモーションの定義と実現手段として、健康的な公共政策づくり、健康を支援する環境づくり、地域活動の強化、個人技術の開発・向上、ヘルスサービスの方向転換の5つの優先的活動領域を示した公式文書です。
- ヘルスプロモーション
- 人々が自らの健康とその決定要因をコントロールし、改善することができるようにするプロセス。1986年のオタワ憲章で WHO が提唱した新しい健康観に基づく21世紀の健康戦略で、病気予防だけでなく、生涯を通じて積極的に健康を増進する取り組みです。