問21
労働安全衛生法に基づく令和4年度(2022年度)の定期健康診断による有所見率の年次推移を以下に示す。Aに該当するのはどれか。
- 1血圧✓ 正解
- 2心電図
- 3血中脂質
- 4血糖検査
- 5肝機能検査
正解
1
解説
労働安全衛生法に基づく定期健康診断の検査項目別有所見率の年次推移に関する問題である。厚生労働省「定期健康診断結果報告」によると、令和4年度(2022年度)の項目別有所見率は血中脂質が最も高く約35%、次いで血圧が約21%で、いずれも長期的に上昇傾向にある。これに続いて肝機能(約15〜16%)、血糖(約12%)、心電図(約9〜10%)の順である。本問のグラフでは最も高い水準で推移する曲線が血中脂質、その次に高い曲線が血圧であり、Aはこの2番目に高い水準で推移する血圧の有所見率を指している。よって正答は1の血圧である。
選択肢の解説
1正しい。Aは血圧の有所見率の推移に該当する。血圧の有所見率は血中脂質に次いで高く、令和4年度で約21%と高い水準で上昇傾向にある。
2誤り。心電図検査の有所見率は約9〜10%で主要検査項目の中では低い部類であり、上位で推移するAには該当しない。
3誤り。血中脂質の有所見率は約35%で全項目中で最も高く、グラフでは最上位の曲線に当たる。Aはその次に高い曲線であり、血中脂質には該当しない。
4誤り。血糖検査の有所見率は約12%で、血圧や血中脂質より低く、Aには該当しない。
5誤り。肝機能検査の有所見率は約15〜16%で高めではあるが、血圧より低く、Aには該当しない。
用語
- 有所見率
- 健康診断を受けた者のうち、検査項目で所見(異常値)がみられた者の割合。保健統計において、生活習慣病やその関連所見の流行状況を把握するために用いられ、労働者の健康管理における重要な指標です。