問16
抗菌薬について正しいのはどれか。
- 1ウイルスに有効である。
- 2経口投与では効果がない。
- 3耐性菌の出現が問題である。✓ 正解
- 4正常の細菌叢には影響を与えない。
正解
3
解説
抗菌薬の特性と適正使用に関する知識を問う問題である。抗菌薬は細菌に対して作用する薬剤であり、その不適切・過剰な使用により薬剤耐性(AMR)菌が出現することが世界的な医療上の重大な問題となっている。耐性菌対策として適正使用が強く求められている。したがって正答は選択肢3である。
選択肢の解説
1抗菌薬は細菌に作用する薬剤であり、ウイルスには無効である。ウイルスには抗ウイルス薬が用いられる。
2多くの抗菌薬は経口投与でも消化管から吸収され効果を発揮するため、経口投与では効果がないというのは誤りである。
3正しい。抗菌薬の不適切な使用により耐性菌が出現することが大きな問題となっている。
4抗菌薬は腸内細菌などの正常細菌叢にも影響を与え、菌交代現象や下痢などを起こすことがあるため、影響を与えないという記述は誤りである。