第113回 看護師国家試験(午前)基礎看護学

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成人への坐薬の挿入方法で正しいのはどれか。

  1. 1息を止めるよう説明する。
  2. 2右側臥位になるよう説明する。
  3. 3挿入後1、2分肛門を押さえる。✓ 正解
  4. 4肛門から2cmの位置に挿入する。

正解

3

解説

坐薬は肛門から挿入し、直腸粘膜から吸収させる薬剤である。挿入後すぐに排出されないよう、挿入後1〜2分ほど肛門部を押さえて保持することが正しい。挿入時は口呼吸でリラックスさせ肛門括約筋を弛緩させる。


選択肢の解説

1誤り。息を止めると緊張して肛門括約筋が収縮し挿入しにくくなる。口でゆっくり呼吸させて肛門を弛緩させるよう説明する。
2誤り。坐薬挿入時は左側臥位が基本である。直腸からS状結腸が左側にあり、左側臥位の方が挿入・保持しやすい。
3正しい。坐薬は挿入直後に排出されやすいため、挿入後1〜2分間は肛門を押さえて坐薬が出てこないようにする。
4誤り。肛門から2cmでは内肛門括約筋付近にとどまり脱落しやすい。成人では示指全体(約5cm)を目安に内肛門括約筋を越えた直腸内まで挿入する。

用語

坐薬
直腸に挿入し、直腸粘膜から薬物を吸収させる剤形です。本問では、挿入後に排出されないよう肛門を押さえることが重要な取扱い原則とされています。
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