問34
成人の心音の聴取部位を図に示す。心音の聴診における、僧帽弁領域はどれか。ただし、聴取部位は●で示す。

- 1①
- 2②
- 3③✓ 正解
- 4④
正解
3
解説
心音の聴診部位は、大動脈弁領域=第2肋間胸骨右縁、肺動脈弁領域=第2肋間胸骨左縁、三尖弁領域=第4肋間胸骨左縁、僧帽弁領域=第5肋間左鎖骨中線上(心尖部)である。僧帽弁領域は最も左下方(心尖部)にあたり、図では最も左下方に位置する聴取部位である③が該当する。
選択肢の解説
1誤り。①は右上方の聴取部位で、大動脈弁領域(第2肋間胸骨右縁)にあたり、僧帽弁領域ではない。
2誤り。②は左上方の聴取部位で、肺動脈弁領域(第2肋間胸骨左縁)にあたり、僧帽弁領域ではない。
3正しい。③は最も左下方(第5肋間左鎖骨中線上=心尖部)に位置し、僧帽弁領域に該当する。
4誤り。④は胸骨左縁寄りの聴取部位で、三尖弁領域(第4肋間胸骨左縁)にあたり、心尖部の僧帽弁領域ではない。
用語
- 心音
- 心臓の弁が開閉する際に生じる音で、第1音と第2音が聴診で聞こえます。本設問では心音の聴診における各弁領域の部位を学習する問題です。
- 聴診
- 聴診器を使用して、心臓、肺、腹部などの臓器の音を直接聞く臨床診察手技です。正確な音の判定には部位の確認が重要となります。
- 僧帽弁領域
- 心音聴診の際、僧帽弁の音を聴取する領域で、第5肋間左鎖骨中線上(心尖部)に位置します。4つの弁領域の中で最も左下方にあります。