第113回 看護師国家試験(午前)基礎看護学

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仰臥位の患者の良肢位で正しいのはどれか。

  1. 1肩関節外転90度
  2. 2肘関節屈曲90度✓ 正解
  3. 3膝関節屈曲90度
  4. 4足関節底屈90度

正解

2

解説

良肢位(機能肢位)とは、関節が拘縮しても日常生活動作への支障が最も少ない肢位をいう。肘関節では屈曲90度が良肢位であり、食事や整容などの動作に有利である。


選択肢の解説

1誤り。肩関節の良肢位は外転10〜30度程度(軽度外転位)であり、外転90度では拘縮した場合に日常生活で支障が大きい。
2正しい。肘関節の良肢位は屈曲90度で、食事や顔を触る動作などに適し、拘縮しても支障が少ない。
3誤り。膝関節の良肢位は屈曲10度程度(ほぼ伸展位に近い軽度屈曲)であり、屈曲90度では立位・歩行に支障をきたす。
4誤り。足関節の良肢位は0度(中間位、底背屈中間)である。底屈90度は尖足であり、立位・歩行ができなくなるため不適切である。

用語

仰臥位
患者が仰向けに寝た状態の身体位置。介護や処置の基本となる体位で、多くの看護ケアはこの状態で行われます。
良肢位
関節が拘縮しても日常生活動作への支障が最も少ない肢位。機能肢位とも呼ばれ、長期臥床患者の関節変形予防のために重要です。
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