問19
男性の導尿でカテーテルを挿入するとき、体幹に対する頭部側からの挿入角度はどれか。
- 10〜10度
- 240〜50度
- 380〜90度✓ 正解
- 4120〜130度
正解
3
解説
男性の尿道は約16〜20cmと長く、生理的な彎曲(恥骨前彎・恥骨下彎)がある。導尿時はまず陰茎を体幹に対して80〜90度(ほぼ垂直)に持ち上げて尿道の彎曲を伸ばし、カテーテルを挿入する。したがって「80〜90度」が正答である。カテーテルがある程度進んだら陰茎を60度程度に下げて挿入を続ける。
選択肢の解説
10〜10度ではほぼ水平で尿道の彎曲が伸びず、挿入時に抵抗が強くなり尿道損傷の危険があるため誤りである。
240〜50度では尿道の彎曲を十分に伸ばせず、最初の挿入角度としては不適切で誤りである。
3正しい。陰茎を体幹に対して80〜90度に持ち上げて尿道の彎曲を伸ばし挿入する。
4120〜130度は陰茎を頭側へ過度に倒す角度であり、解剖学的に不自然で適切な挿入角度ではないため誤りである。
用語
- 導尿
- 膀胱内の尿を排出させるため、カテーテルを尿道を通して膀胱まで挿入する看護技術。男性の場合、解剖学的に尿道が長く湾曲しているため、挿入時の体位や角度管理が重要である。
- カテーテル
- 体内の管腔臓器に挿入する細い医療用チューブ。導尿では尿カテーテルを用いて膀胱内に到達し、尿を体外に排出する。素材には化学療法併用可能な材質が用いられることもある。