問28
胸管について正しいのはどれか。
- 1集めたリンパを左鎖骨下動脈に注ぐ。
- 2右側の頸リンパ本幹と合流する。
- 3毛細リンパ管網である。
- 4乳び槽から始まる。✓ 正解
正解
4
解説
胸管の解剖に関する知識を問う問題である。胸管は全身の下半身および左上半身のリンパを集める最大のリンパ本幹で、腹部の乳び槽から始まり、上行して最終的に左静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部)に注ぐ。正答は乳び槽から始まるである。
選択肢の解説
1胸管はリンパを静脈系である左静脈角(左鎖骨下静脈と左内頸静脈の合流部)に注ぎ、動脈である左鎖骨下動脈には注がないため誤りである。
2右側の頸リンパ本幹などは右リンパ本幹を形成して右静脈角に注ぐもので、胸管は左側に注ぐため右側頸リンパ本幹と合流するという記述は誤りである。
3胸管は太いリンパ本幹であり、毛細リンパ管網ではないため誤りである。
4胸管は腹部の乳び槽(第1〜2腰椎前方)から始まり上行するため正しい。
用語
- 胸管
- 全身の下半身および左上半身のリンパを集める最大のリンパ本幹。腹部の乳び槽から始まり、上行して左静脈角に注ぐ。身体全体のリンパ液のうち約3/4を集約する重要な構造です。