問29
嚥下反射に伴って起こるのはどれか。
- 1甲状腺の上下の動き✓ 正解
- 2肝臓の上下の動き
- 3声門の開放
- 4舌根の沈下
正解
1
解説
嚥下反射に伴う身体の変化に関する知識を問う問題である。嚥下時には喉頭が挙上して喉頭蓋が気道を閉じ誤嚥を防ぐが、この喉頭の挙上に伴って頸部前面の甲状軟骨(いわゆる喉仏)とその下方で喉頭・気管に付着している甲状腺も上下に動く。正答は甲状腺の上下の動きである。
選択肢の解説
1嚥下時には喉頭が挙上し、それに伴って甲状腺も上下に動くため正しい。甲状腺触診時に嚥下させて確認するのもこのためである。
2肝臓は横隔膜運動(呼吸)に伴って上下するが、嚥下反射に伴って動くものではないため誤りである。
3嚥下時には誤嚥を防ぐため声門は閉鎖する。開放するという記述は逆であり誤りである。
4嚥下時には舌は食塊を咽頭へ送り込むよう運動し、舌根が沈下するわけではないため誤りである。
用語
- 嚥下反射
- 飲食物が咽頭に到達したときに反射的に起こる一連の動きです。喉頭が挙上して喉頭蓋が気道を閉じ誤嚥を防ぐため、これに伴って頸部の甲状腺などが上下に動きます。