第115回 看護師国家試験(午前)基礎看護学

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包帯法で前腕部を固定した場合の観察項目で適切なのはどれか。

  1. 1悪寒の有無
  2. 2末梢冷感の有無✓ 正解
  3. 3全身倦怠感の有無
  4. 4上腕動脈の触知の有無

正解

2

解説

前腕部を包帯で固定した際の観察項目として適切なものを問う問題である。正答は「末梢冷感の有無」。包帯を巻くと、締めすぎによって末梢の血行障害(循環障害)を生じるおそれがあるため、固定した部位より末梢側の指先の冷感、色(チアノーゼ)、しびれ、腫脹、疼痛などを観察し、血流が保たれているかを確認する。末梢冷感の有無は循環障害を早期に察知できる重要な観察項目である。


選択肢の解説

1悪寒は発熱の前駆症状などにみられる全身症状で、前腕の包帯固定による局所の循環評価とは関係しない。誤り。
2包帯の締めすぎによる末梢循環障害を早期に発見するため、固定部より末梢の冷感を観察するのは適切である。正しい。
3全身倦怠感は全身状態を示す症状であり、前腕の局所固定の観察項目としては適切でない。誤り。
4上腕動脈は前腕より中枢側にあり、前腕の包帯固定による末梢の循環障害は上腕動脈の触知では評価できない。末梢側の血行を観察すべきであり、適切でない。誤り。
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