問3
レム睡眠の特徴はどれか。
- 1骨格筋が緊張する。
- 2急速な眼球運動を伴う。✓ 正解
- 3体熱の放散が増加する。
- 4大脳皮質の活動が低下する。
正解
2
解説
睡眠の生理に関する問題である。レム睡眠(REM睡眠)は急速眼球運動(Rapid Eye Movement)を伴う睡眠で、脳波は覚醒に近く大脳は活動しているが、骨格筋の緊張は著しく低下する。夢を見るのもこの時期が多い。これに対しノンレム睡眠は脳の休息にあたる深い睡眠である。眼球運動を特徴とするのはレム睡眠なので、正答は2である。
選択肢の解説
1誤り。レム睡眠では抗重力筋を含む骨格筋の緊張は逆に低下・消失する。
2正しい。レム睡眠は急速な眼球運動を伴うことが最大の特徴である。
3誤り。体熱放散の増加は入眠期(ノンレム睡眠への移行期)にみられる現象で、レム睡眠の特徴ではない。
4誤り。レム睡眠では大脳皮質は覚醒に近い活発な活動を示す。皮質活動が低下するのはノンレム睡眠(特に深い徐波睡眠)である。
用語
- レム睡眠
- 急速眼球運動(Rapid Eye Movement)を伴う睡眠段階。脳波は覚醒時に近い活動を示し、大脳皮質は活動的であるが骨格筋の緊張は著しく低下する。夢をみることが多く、記憶の定着や脳の発達に重要な役割を果たす睡眠である。