問4
土壌中に分布し感染を引き起こすのはどれか。
- 1結核菌
- 2コレラ菌
- 3破傷風菌✓ 正解
- 4カンピロバクター
正解
3
解説
病原体の感染経路・分布に関する問題である。破傷風菌(Clostridium tetani)は芽胞を形成し土壌中に広く分布する偏性嫌気性菌で、土や錆びた釘などで生じた創傷から芽胞が侵入して感染する。よって土壌中に分布し感染を引き起こすのは3の破傷風菌である。
選択肢の解説
1誤り。結核菌は患者の咳などによる飛沫核を介した空気感染(飛沫核感染)で、土壌が主な分布場所ではない。
2誤り。コレラ菌は汚染された水や食品を介した経口感染で、主に水系(海水・河川水など)に分布する。
3正しい。破傷風菌は芽胞として土壌中に分布し、創傷から侵入して破傷風を起こす。
4誤り。カンピロバクターは鶏など動物の腸管に常在し、汚染された食肉などを介した食中毒(経口感染)の原因となる。