問40
右腕に点滴静脈内注射をしている成人患者の寝衣(パジャマ)の交換について正しいのはどれか。
- 1寝衣(パジャマ)は右袖から脱がせる。
- 2右袖を脱ぐ際に、点滴ボトルはベッド上に置く。
- 3清潔な寝衣(パジャマ)は左袖から着せる。
- 4清潔な寝衣(パジャマ)の右袖には、先に点滴ボトルを通してから腕を通す。✓ 正解
正解
4
解説
右腕に点滴静脈内注射をしている患者の寝衣交換の方法について正しいものを問う問題である。正答は「清潔な寝衣の右袖には、先に点滴ボトルを通してから腕を通す」。点滴をしている患者の更衣では『脱健着患』が原則で、脱ぐときは健側(左)から、着るときは患側(点滴側=右)から行う。患側の袖を着せる際は、点滴ルートを外さずに済むよう、先に袖の中に点滴ボトル(とルート)を通してから患者の腕を袖に通すことで、ルートを保ったまま安全に着替えができる。
選択肢の解説
1脱ぐときは健側からが原則で、点滴のある右(患側)から脱がせるのは適切でない。誤り。
2点滴ボトルは輸液が逆流せず滴下を保てるよう刺入部より高い位置に保持する必要があり、ベッド上に置くのは適切でない。誤り。
3着るときは患側(点滴側の右)からが原則であり、左(健側)から着せるのは適切でない。誤り。
4患側の右袖は、先に点滴ボトルとルートを袖に通してから腕を通すことで、ルートを外さず安全に着替えができる。正しい。
用語
- 点滴静脈内注射
- 医療用の輸液や薬剤を細い管(カテーテル)を通じて直接静脈内に滴状に注入する治療。患者の腕や手の血管に挿入したまま継続的に行われることが多く、交換時には安全な取り扱いが必要です。