問62
ホルモンとその働きの組合せで正しいのはどれか。
- 1エストロゲン ― 骨端軟骨板閉鎖✓ 正解
- 2成長ホルモン ― 子宮の増大
- 3テストステロン ― 乳房の発育
- 4プロゲステロン ― 排卵
正解
1
解説
ホルモンとその主な作用の組合せを問う問題である。エストロゲン(卵胞ホルモン)は思春期に骨成長を促す一方、骨端(成長)軟骨板の閉鎖を促進し、最終的に長管骨の伸長を停止させる。思春期に女子の身長の伸びが先に止まるのはこの作用による。したがって選択肢1が正しい。
選択肢の解説
1正しい。エストロゲンは骨端軟骨板(骨端線)の閉鎖を促進し、骨の長径成長を終了させる。
2誤り。成長ホルモンは骨・軟部組織の成長やタンパク質合成、血糖上昇などに働く。子宮の増大はエストロゲンの作用である。
3誤り。テストステロンは男性二次性徴(筋・骨格の発達、ひげ、変声など)を促す。乳房の発育はエストロゲンの作用である。
4誤り。プロゲステロン(黄体ホルモン)は子宮内膜を分泌期に維持し、妊娠の維持や基礎体温上昇に働く。排卵を引き起こすのは黄体形成ホルモン〈LH〉のサージである。