図のような IP ネットワークの LAN 環境で,ホスト A からホスト B にパケットを送信する。LAN1 において,パケット内のイーサネットフレームの宛先と IP データグラムの宛先の組合せとして,適切なものはどれか。ここで,図中の n/IPm はホスト又はがもつインタフェースの MAC アドレスと IP アドレスを示す。
イーサネットフレームの宛先
IP データグラムの宛先
ア
MAC2
IP2
イ
MAC2
IP3
ウ
MAC3
IP2
エ
MAC3
IP3
この問の正解率:51.37%(1,349件)
問題本文
図のような IP ネットワークの LAN 環境で,ホスト A からホスト B にパケットを送信する。LAN1 において,パケット内のイーサネットフレームの宛先と IP データグラムの宛先の組合せとして,適切なものはどれか。ここで,図中の MACn/IPm はホスト又はルータがもつインタフェースの MAC アドレスと IP アドレスを示す。
選択肢
ア.イーサネットフレームの宛先:MAC2,IP データグラムの宛先:IP2
イ.イーサネットフレームの宛先:MAC2,IP データグラムの宛先:IP3
ウ.イーサネットフレームの宛先:MAC3,IP データグラムの宛先:IP2
エ.イーサネットフレームの宛先:MAC3,IP データグラムの宛先:IP3
正解
ウ. イーサネットフレームの宛先:MAC3,IP データグラムの宛先:IP2
解説
IP アドレス(最終的な宛先)と MAC アドレス(次に渡す相手)の役割の違いを理解しているかを問う問題である。IP データグラムの宛先は通信の最終目的地であるホスト B の IP2 で、経路の途中でも変わらない。一方イーサネットフレームの宛先は「次に渡すべき隣の機器」の MAC アドレスであり、ホスト A から見て別ネットワーク(LAN2)にいるホスト B へ送るにはまずルータに渡す必要があるため、LAN1 側のルータインタフェースの MAC3 となる。よってフレーム宛先 MAC3・IP データグラム宛先 IP2 のウが正解である。
選択肢ごとの解説
ア.IP データグラムの宛先 IP2 は正しいが、フレーム宛先を最終宛先ホスト B の MAC2 にしている。別ネットワーク宛てなのでまずルータ(MAC3)に渡す必要があり誤り。
イ.フレーム宛先・IP 宛先ともに誤り。ルータへ渡す MAC は MAC3、最終宛先 IP は IP2 であるべきで、IP 宛先をルータの IP3 にしている点が不適切。
ウ.LAN1 ではまずルータの MAC3 にフレームを渡し、IP データグラムの宛先は最終目的地ホスト B の IP2 のままという正しい組合せである。