基本情報技術者試験 過去問解説
を表す関係式とは?基本情報技術者試験 令和4年度 科目A 問15を解説
基本情報技術者試験 令和4年度 科目A 問15は、を表す関係式に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
図の送信タスクから受信タスクに T 秒間連続してデータを送信する。1秒当たりの送信量を S,1秒当たりの受信量を R としたとき,バッファがオーバフローしないバッファサイズ L を表す関係式として適切なものはどれか。ここで,受信タスクよりも送信タスクの方が転送速度は速く,次の転送開始までの時間間隔は十分にあるものとする。

この問題の出題ポイント
- を表す関係式の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- 関連タグ: OS。
選択肢
- アL < (R−S)×T
- イL < (S−R)×T
- ウL ≧ (R−S)×T
- エL ≧ (S−R)×T正解
正解
エ: L ≧ (S−R)×T
解説
送信レート S > 受信レート R なので、1秒間に S−R 余剰がバッファに溜まります。T 秒間連続送信ならバッファに最大 (S−R)×T 蓄積されるので、オーバフローしない条件は L ≧ (S−R)×T。エが正解。
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
L < (R−S)×T は S > R より右辺が負になり、L が負以下という非現実的な条件になります。
イ
L < (S−R)×T はちょうど蓄積量より小さい必要があるとしており、オーバフロー条件そのもの。正しくは「以上」が必要です。
ウ
L ≧ (R−S)×T も右辺が負になり、本質的な制約になりません。
エ(正解)
L ≧ (S−R)×T が最大蓄積量に等しい以上の容量を保証する正しい式で、正解です。
解き方の整理
を表す関係式の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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