ITパスポート試験 過去問解説
調達とは?ITパスポート試験 2010年 (平成22年 秋期) 問20を解説
ITパスポート試験 2010年 (平成22年 秋期) 問20は、調達に関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。
問題文
ベンダに対して行う検収を説明したものはどれか。
この問題の出題ポイント
- 調達の定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
- ストラテジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
- 関連タグ: 調達、検収。
選択肢
- アベンダから取り寄せた見積書を確認し、それに基づいて注文を行うこと
- イベンダからの納品物が要求した仕様どおりであるかの確認を行うこと正解
- ウベンダに対して、システム提案の検討依頼を行うこと
- エベンダに対して、情報収集のための情報提供依頼を行うこと
正解
イ: ベンダからの納品物が要求した仕様どおりであるかの確認を行うこと
解説
検収(けんしゅう)とは、ベンダから納品された成果物が発注時の仕様・要件どおりであるかを発注者側が確認・受領する行為.要件適合性をチェックし、合格すれば代金支払の前提となる重要工程である.混同注意として、見積依頼は調達手続き前段階、RFP(Request For Proposal)は提案依頼書、RFI(Request For Information)は情報提供依頼書.「検収=納品物の受入確認」と覚え、受入テストとも密接に関連する.
なぜ他の選択肢が違うのか
ア
ベンダから取り寄せた見積書を確認して注文を行うのは発注前の調達手続きの一段階.納品後に行う「検収」とは時期も目的も異なるため、検収の説明として不適切.見積評価と検収は別フェーズ.
イ(正解)
正解.ベンダからの納品物が要求した仕様どおりであるかの確認を行うのが検収の本質.受入確認に合格すれば代金支払いに進む工程で、設問の定義に完全一致する.
ウ
ベンダに対してシステム提案の検討依頼を行うのはRFP(提案依頼書)の発行段階.納品後の受入確認である検収とは目的も時期も異なる調達初期の活動なので不適切.
エ
情報収集のための情報提供依頼を行うのはRFI(情報提供依頼書)の発行.RFP作成前の市場調査・技術動向把握の段階であり、納品後の検収とは別カテゴリの作業.
解き方の整理
調達の問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。
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