ITパスポート試験 過去問解説

ソフトウェアとは?ITパスポート試験 2018年 (平成30年 秋期) 問81を解説

ITパスポート試験 2018年 (平成30年 秋期) 問81は、ソフトウェアに関する理解を問う問題です。検索から入っても、問題文、選択肢、正解、解説、各選択肢がなぜ違うかをこのページだけで確認できます。

問題文

ソフトウェア①〜④のうち,スマートフォンやタブレットなどの携帯端末に使用されるOSS(Open Source Software)のOSだけを全て挙げたものはどれか。 ① Android ② iOS ③ Thunderbird ④ Windows Phone

この問題の出題ポイント

  • ソフトウェアの定義だけでなく、問題文中の条件がどの選択肢に当てはまるかを確認する。
  • テクノロジ系分野では、用語の目的・主体・責任範囲の違いが選択肢で問われやすい。
  • 関連タグ: ソフトウェア、OSS、Android、モバイルOS。

選択肢

  1. 正解
  2. ①,②,③
  3. ②,④
  4. ③,④

正解

: ①

解説

OSS(Open Source Software)のOSで携帯端末(スマートフォン・タブレット)向けのものを選ぶ問題。AndroidはLinuxカーネルベースのオープンソースのモバイルOS(Googleが中心となるAOSP:Android Open Source Projectで開発)。iOSはAppleの商用クローズドソースOS(OSSではない)。Windows PhoneはMicrosoftの商用クローズドソースOS(OSSではない)。ThunderbirdはMozilla FoundationのOSSのメールクライアントソフトウェアであるが、OSSであってもOSではないため条件を満たさない。

なぜ他の選択肢が違うのか

  • ア(正解)

    正解。Androidのみが「携帯端末用のOSSのOS」の条件を両方満たす。AndroidはAOSP(Android Open Source Project)でオープンソース公開されており、ソースコードの改変・再配布・カスタマイズが可能な携帯端末向けオペレーティングシステム。世界で最も普及しているモバイルOSでもある。

  • 誤り。iOSはAppleの商用クローズドソースOS(OSSではない)。ThunderbirdはOSS製品ではあるがオペレーティングシステム(OS)ではなくメールクライアントアプリケーション。iOSはOSSでなく、ThunderbirdはOSでないという2つの誤りを含む選択肢となる。

  • 誤り。iOSもWindows PhoneもOSSではなく商用クローズドソースOS。ソースコードは非公開で改変・再配布が制限されているため「OSSのOS」という条件を満たさない。どちらも携帯端末向けではあるがOSSでない点で条件不適合となる。

  • 誤り。ThunderbirdはMozilla FoundationのOSSのメールクライアントソフトウェアであるがオペレーティングシステム(OS)ではない。Windows PhoneはOSSではない商用OS。Thunderbirdはアプリケーションソフトウェアであり「携帯端末向けOSSのOS」という問の条件を満たさない。

解き方の整理

ソフトウェアの問題では、選択肢のキーワードだけで判断せず、問題文が示す条件と正解選択肢の説明が一致しているかを見ます。誤答選択肢は、似た用語を混ぜる、主体を入れ替える、目的や範囲を広げすぎる、という形で作られることが多いため、選択肢別解説まで確認しておくと復習効率が上がります。

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