第112回 保健師国家試験(午前)公衆衛生看護学

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若い世代が多いA市では、子どもの発育や発達に関する相談が3年間で2倍に増加した。また、現在A市では保健師20人のうち5人が産前休業、育児休業、介護休業のいずれかを取得している。A市の保健師が行う業務管理はどれか。

  1. 1職員の確保を行う。
  2. 2保健事業の予算編成を行う。
  3. 3保健事業の必要量を算出する。✓ 正解
  4. 4育児休業明けの保健師のキャリアレベルを確認する。

正解

3

解説

保健師の業務管理に関する問題である。業務管理とは、住民のニーズに応じて必要な保健事業の量を把握・算出し、限られた人員でどのように業務を遂行するかを計画・調整する活動である。A市では子どもの発育・発達に関する相談が3年間で2倍に増加しており、増大したニーズに対応するために保健事業の必要量を算出することは業務管理に該当するため、選択肢3が正答である。職員の確保や予算編成は人事管理・財政(予算)管理に、育児休業明けの保健師のキャリアレベルの確認は人材育成・人事管理に分類され、業務管理とは区別される。


選択肢の解説

1職員の確保は必要な人員を採用・配置する人事管理(人材管理)に該当し、業務管理とは区別される。
2保健事業の予算編成は財政(予算)管理に該当し、業務管理とは異なる。
3増大した相談ニーズに対応するために保健事業の必要量を算出することは、業務の量を把握・調整する業務管理に該当するため正しい。
4育児休業明けの保健師のキャリアレベルの確認は人材育成・人事管理に該当し、業務管理とは区別される。

用語

業務管理
住民のニーズに基づいて必要な保健事業の量を把握・算出し、限られた人員資源でどのように業務を遂行するかを計画・調整する管理活動です。人事管理・予算管理とは区別される、保健師に求められる重要な管理機能です。
産前休業
女性労働者が出産予定日の6週間前から取得できる法定休業です。妊娠・出産時の母体保護を目的とした労働基準法上の権利で、保健師を含む職員の雇用管理において考慮すべき制度です。
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