問2
世界保健機関〈WHO〉が、世界的な感染拡大によって「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態〈PHEIC〉」を宣言した感染症はどれか。
- 1結核
- 2マラリア
- 3ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉感染症
- 4新型コロナウイルス感染症〈COVID‑19〉✓ 正解
正解
4
解説
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」は、国際保健規則(IHR)に基づきWHO事務局長が宣言する最高度の警告である。これまでに新型インフルエンザ(2009年)、野生型ポリオ、エボラ出血熱、ジカ熱、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、2020年1月宣言)、サル痘(mpox)などが宣言されており、選択肢のうちPHEICが宣言されたのはCOVID-19であるため、選択肢4が正答である。結核・マラリア・HIV感染症はいずれも世界的に重大な感染症だが、突発的な国際的緊急事態としてPHEICが宣言された事例ではない。
選択肢の解説
1結核は世界の重要な感染症だが、PHEICとして宣言された事例ではない。
2マラリアは世界的に流行している感染症だが、PHEICの宣言対象となった事例ではない。
3HIV感染症は世界的に重大な健康課題だが、突発的な国際的緊急事態としてPHEICが宣言されたものではない。
4新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は2020年1月にWHOがPHEICを宣言した感染症であり、正しい。
用語
- 国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態〈PHEIC〉
- WHO事務局長が国際保健規則(IHR)に基づき宣言する最高度の警告。感染症の国際的な急速な拡大、または多くの人命危機をもたらす可能性が認められた場合に、国際的な対応が必要と判断された事態を指します。