問24
令和元年の国民健康・栄養調査における調査結果の図を示す。女性の年齢階級別の健康状況に関する割合が図のように分布する項目はどれか。

- 1運動習慣のある者
- 2糖尿病が強く疑われる者
- 3肥満者(BMI≧25 kg/m2)
- 4やせの者(BMI<18.5 kg/m2)
- 5生活習慣病のリスクを高める量の飲酒者✓ 正解
正解
5
解説
令和元年(2019年)国民健康・栄養調査の女性における年齢階級別割合の分布パターンを読み取る問題である。図のaltは「国民健康・栄養調査の図」であり、正答は5の「生活習慣病のリスクを高める量の飲酒者」である。女性で生活習慣病のリスクを高める量(純アルコール約20g/日以上)を飲酒する者の割合は、40歳代・50歳代の中年層で最も高くなる山型の分布を示すのが特徴で(女性では50歳代が最も高く約17%)、図はこのパターンに合致する。なお女性全体でのこの割合は約9%である。
選択肢の解説
1誤り。運動習慣のある者の割合は、女性では高齢になるほど高くなり高年齢層で最も多い傾向で、中年層に偏る図の分布とは合わない。
2誤り。糖尿病が強く疑われる者は加齢とともに増加し高齢層で高くなるため、図の分布とは異なる。
3誤り。肥満者(BMI≧25)の割合は女性では年齢とともにおおむね増加する傾向で、図の分布とは合わない。
4誤り。やせの者(BMI<18.5)は女性では若年(20歳代)で高く高齢で低下する傾向で、図の分布とは合わない。
5正しい。生活習慣病のリスクを高める量の飲酒者は、女性では40〜50歳代の中年層で最も高い山型の分布を示し、図に合致する。
用語
- 国民健康・栄養調査
- 厚生労働省が毎年実施する調査で、全国の国民の健康状況や栄養摂取状況を把握するための統計調査です。生活習慣病のリスク要因の分布を年齢階級別に調べることで、公衆衛生施策の基礎データとなります。
- 年齢階級別
- 調査対象者を一定の年齢幅(通常は5歳または10歳単位)で分類し、各階級ごとの割合や統計量を比較・分析する分析方法です。加齢に伴う健康状況の変化パターンを把握するために重要です。