第112回 保健師国家試験(午後)状況設定保健統計

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状況設定 問44-46

A市では傷病分類別の標準化死亡比〈SMR〉による市の健康課題の把握と、課題への対策を検討するために実態調査を計画した。

ある疾患についての県とA市の年齢階級別死亡数を表に示す。県A市年齢階級年齢階級別人口死亡数年齢階級別人口死亡数40歳未満40万200 6,000 240〜64歳40万400 6,000 665歳以上20万400 8,000 24合計100万1,000 20,000 32県を基準集団としたA市の標準化死亡比〈SMR〉を求めよ。ただし、基準を100とし、小数点以下の数値が得られた場合には小数点以下第1位を四捨五入すること。解答:①②③①②③

解答形式: 数値入力

正解

128

解説

県(基準集団)の年齢階級別死亡率をA市の人口に当てはめた期待死亡数と、A市の実際の死亡数を比較する標準化死亡比(SMR)を求める問題である。県の年齢階級別死亡率は、40歳未満が200/400,000、40〜64歳が400/400,000、65歳以上が400/200,000である。これをA市の人口に当てはめた期待死亡数は、40歳未満が6,000×(200/400,000)=3、40〜64歳が6,000×(400/400,000)=6、65歳以上が8,000×(400/200,000)=16で、合計25となる。A市の実際の死亡数の合計は2+6+24=32であるから、SMR=(観察死亡数/期待死亡数)×100=32/25×100=128となる。よって正答は128である。

用語

標準化死亡比〈SMR〉
異なる年齢構成を持つ地域・集団の死亡率を比較する際に、基準集団の年齢階級別死亡率を対象集団に当てはめた期待死亡数に対する観察死亡数の比。基準を100とし、100を超えれば基準より死亡率が高い。
基準集団
統計分析において比較の基準となる集団。標準化死亡比では、基準集団の年齢階級別死亡率を標準として用い、他地域の死亡状況を比較評価する際に参照する母集団。
この問題から続けて演習する