第109回 助産師国家試験(午前)地域母子保健

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Aちゃん(生後11か月、男児)は居間でひとり遊びをしている。居間の環境(別冊No. 1)を別に示す。このとき最も事故が起こると考えられるのはどれか。

Aちゃん(生後11か月)が居間でひとり遊びをしている様子のイラスト。手すり付きの階段(吹き抜け)のある居間で、壁の額入りの絵または鏡①、浴室の内部(浴槽・給湯器など)を写したはめ込み図②、ミニカーで遊ぶ乳児③、電気ストーブ(暖房器具)④に番号が付されている。各番号が事故につながる危険因子の候補を示す。
  1. 1
  2. 2✓ 正解
  3. 3
  4. 4

正解

2

解説

生後11か月児が一人遊びをする居間で最も事故が起こりやすい危険因子を問う、イラスト(図)を読み取る問題である。正答は2の②。図では②に浴室の内部(浴槽・給湯器など)を写したはめ込み図が示されており、生後11か月の乳児にとって浴室・浴槽は溺水(おぼれ)の重大なリスクとなる。乳児はわずかな水深でも溺れるため、浴室への進入・浴槽の残し湯は最も注意すべき事故要因である。図のaltに示された各番号(①壁の額入りの絵または鏡、②浴室内部、③ミニカーで遊ぶ乳児、④電気ストーブ)のうち、最も重大かつ起こりやすい事故を判断する。


選択肢の解説

1①は壁に掛けられた額入りの絵または鏡で、高所にあり乳児が直接触れにくく、最も事故が起こりやすい因子とはいえない。
2正しい。②の浴室(浴槽)は生後11か月児にとって溺水の重大なリスクであり、わずかな水深でも溺れるため、最も事故が起こると考えられる危険因子である。
3③はミニカーで遊んでいる児自身で、遊んでいる玩具そのものは直ちに重大事故につながる因子とはいえず、最も危険とは判断できない。
4④の電気ストーブはやけどの危険があり注意は要するが、溺水のような致命的かつ起こりやすい事故と比べると、この場面で最も事故が起こると考えられる因子とはいえない。
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