第109回 助産師国家試験(午前)2つ選べ地域母子保健

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乳幼児の百日咳感染について正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1潜伏期間は2〜3日である。
  2. 2ペニシリン系の抗菌薬が第一選択となる。
  3. 3主な感染経路は飛沫感染と接触感染である。✓ 正解
  4. 4病期は痙咳期と回復期の2期に分けられる。
  5. 5生後6か月未満の感染では無呼吸の合併リスクがある。✓ 正解

正解

3・5

解説

乳幼児の百日咳感染について正しいものを2つ選ぶ設問である。百日咳(百日咳菌)の主な感染経路は飛沫感染と接触感染である。また生後6か月未満、特に新生児・早期乳児では特徴的な痙咳を示さず、無呼吸やチアノーゼを合併するリスクが高く重症化しやすい。よって正答は選択肢3と5である。潜伏期は約7〜10日、第一選択はマクロライド系抗菌薬、病期はカタル期・痙咳期・回復期の3期に分けられる。


選択肢の解説

1誤り。百日咳の潜伏期間は2〜3日ではなく、おおむね7〜10日程度である。
2誤り。第一選択はマクロライド系抗菌薬(エリスロマイシンやアジスロマイシン等)であり、ペニシリン系ではない。
3正しい。百日咳の主な感染経路は飛沫感染と接触感染である。
4誤り。病期はカタル期・痙咳期・回復期の3期に分けられ、痙咳期と回復期の2期ではない。
5正しい。生後6か月未満の乳児では典型的な痙咳を呈さず無呼吸を合併するリスクがあり、重症化しやすい。

出典・参考

用語

百日咳
百日咳菌(Bordetella pertussis)による急性呼吸器感染症。激しい痙攣性咳嗽が特徴で、乳幼児では特に重症化しやすい。飛沫感染と接触感染により伝播し、本設問では飛沫感染と接触感染が正答の根拠となっている。
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