問22
鵞口瘡について正しいのはどれか。
- 1痛みは伴わない。
- 2カンジダ感染である。✓ 正解
- 3口腔内の赤い皮疹が特徴である。
- 43歳以降で発生頻度は低くなる。
正解
2
解説
鵞口瘡(がこうそう)に関する正しい記述を問う問題である。正答はカンジダ感染であり、鵞口瘡は真菌であるカンジダ・アルビカンス(Candida albicans)による口腔内感染症で、頬粘膜・舌・口蓋などに白い苔状の白苔が点状〜斑状に付着するのが特徴である。免疫機能が未熟な新生児・乳児期に好発し、白苔は擦過しても剥がれにくく、無理に剥がすと発赤やびらん・点状出血をみることがある。
選択肢の解説
1誤り。鵞口瘡は無症状のことも多いが、白苔の範囲が広い場合や剥離後のびらんにより疼痛や哺乳時の不快感・哺乳不良を伴うことがあり、「痛みは伴わない」とは断定できない。
2正しい。鵞口瘡は真菌カンジダ(主にCandida albicans)による口腔内感染症であり、カンジダ感染である。
3誤り。鵞口瘡の特徴は口腔内粘膜に付着する白い苔状の白苔であり、赤い皮疹ではない。
4誤り。鵞口瘡は免疫機能が未熟な新生児・乳児期に好発し成長とともに減少するため、3歳以降で頻度が低くなること自体は誤りとはいえないが、本問で問う「正しい」記述として最も適切なのはカンジダ感染であり、選択肢4は鵞口瘡の本質(病原体)を表す記述ではない。
用語
- 鵞口瘡
- カンジダ・アルビカンスによる新生児・乳児の口腔内感染症。頬粘膜・舌・口蓋などに白い苔状の白苔が付着するのが特徴で、新生児の免疫機能が未熟な時期に好発する。