助産師国家試験
過去問 54問
妊娠・分娩・産褥・新生児の助産診断と援助技術を扱う、助産師国家試験の中核分野です。
Aさん(30歳、初産婦)は陣痛開始から10時間が経過した。分娩第1期の内診所見は、前方後頭位、先進部の下降度はStation+2で、矢状縫合は斜径であった。このときの児頭の骨盤内下降の状態で正しいのはどれか。
Aさん(28歳、初妊婦、事務職員)はパートナーと同居しているが、入籍の予定はない。妊娠20週で2か月ぶりに産科外来を受診した。妊娠経過は順調であった。Aさんは、妊娠を予定していなかったこと、妊娠している実感がないこと、腹部が気になっているので食事量を減らしていることを助産師に話した。このときのAさんへの関わりで最も適切なのはどれか。
オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発中の管理で正しいのはどれか。
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠36週。Aさんの夫から「血液を見るのがすごく苦手です。気分が悪くなります。妻は出産の立ち会いを希望していますが、自分はしたくない。仕事も忙しくて休めないし、父親になる実感がわかなくて。両親学級も参加できていないので育児も心配です。どうしたらいいですか」と相談を受けた。このときの助産師の対応で適切なのはどれか。
ルテイン囊胞について正しいのはどれか。
新生児の疾患スクリーニングについて適切なのはどれか。
新生児の消化器症状と疾患の説明として正しいのはどれか。
新生児の呼吸窮迫症候群〈RDS〉のリスク因子となる母体合併症はどれか。
鵞口瘡について正しいのはどれか。
出生後1週以内の新生児における異常所見はどれか。
分娩第1期における産婦の食事で適切なのはどれか。
てんかん合併妊娠について正しいのはどれか。2つ選べ。
分娩時の努責について正しいのはどれか。2つ選べ。
Aさん(28歳、経産婦)はオキシトシン点滴静脈内注射を使用し、体重3,000 gの児を正常分娩で出産した。分娩所要時間は12時間、会陰裂傷はⅠ度で縫合せず、産道損傷はない。分娩時出血量は400 mLだった。分娩後1時間のバイタルサインは異常所見なく、出血量30 mL、子宮底は臍下1横指であった。分娩後2時間のバイタルサインは異常所見なく、出血量50 mLであり、子宮底は臍下1横指で硬度は輪状マッサージにて良好であった。尿意はなく、膀胱充満をわずかに触知した。このときのAさんへの助産師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
今後のAさんの妊娠経過中、リスクが高いのはどれか。
Aさんは「今までより食欲が出てきて、体重も増えてきました。あまり体重は増やしたくないけれど、赤ちゃんのために食事のバランスは考えたいと思っています」と話した。Aさんへ栄養指導を行うためのアセスメントで正しいのはどれか。
このときの助産師のAさんへの声かけで適切なのはどれか。
診察の結果、体重65.0 kg、血圧134/70 mmHgで、5分後に118/60 mmHg、下肢浮腫(±)、尿蛋白(±)、尿糖(−)、胎動+。子宮底長28.0 cm、腹囲89.0 cm、胎児心拍数156 bpm、推定胎児体重は1,800 g、AFIは21 cmであった。Aさんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。
Aさんの食事は1日2食で、惣菜や外食で済ませている。オンラインゲームが趣味で、徹夜することもある。Aさんに行う保健指導として正しいのはどれか。2つ選べ。
Aさんの妊娠経過の診断で正しいのはどれか。
Aさんは現在妊娠30週3日である。体重69 kg。血圧142/90 mmHg。尿蛋白(−)、下肢浮腫+。時々腹部が張る感じがすると話す。推定胎児体重1,520 g、胎児心拍正常。医師から1週後に受診するようにとの指示があった。Aさんは「夕方になると足の浮腫がひどくなります。自宅で血圧を測っています。子どもの世話があるので、入院になると困ります」と言う。助産師がAさんに行う生活指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
Aさんは現在妊娠35週3日である。血圧135/84 mmHg。尿蛋白(−)、下肢浮腫(±)。Aさんは「前回のお産は時間がかかりました。陣痛もつらくて。お産が不安になってきました。バースプランはまだ立てていません。今回が最後のお産だと思うので、よい体験にしたいです」と助産師に話す。Aさんへの助産師の対応で適切なのはどれか。
Aさんは妊娠32週の妊婦健康診査で助産師外来を受診した。助産師が診察室へ入室するAさんを観察すると、腹部を突き出し猫背の姿勢で歩行していた。妊娠経過は順調であったが「立ち仕事が続くと腰が痛くなります。仕事に行く以外はあまり動きたくない感じです」と話す。Aさんの姿勢について適切な保健指導はどれか。2つ選べ。
このときの新生児蘇生法アルゴリズムに沿った対応で適切なのはどれか。
生後5分時には、Aちゃんの呼吸は深く規則的で、チアノーゼは指先にのみ認めた。心拍数は150/分、四肢を活発に動かし、刺激に対して強く啼泣した。蘇生終了後に新生児科医が診察したところ、左陰囊内に精巣を触知できなかった。Aちゃんについて当てはまるのはどれか。
日齢3。臍帯血を用いた血液検査で抗SS‑A抗体は陽性であった。体温は37.3℃、心拍数は130/分であった。日齢2に便色は黒緑色から黄褐色に変化した。現時点で留意すべき疾患はどれか。
Aさんは39週5日に助産所で第2子を正常分娩で出産した。出生時Apgar〈アプガー〉スコア1分後9点、5分後10点。出生時体重2,850 g。生後2日から肉眼的に顔面の黄染を認めた。生後4日、体重2,800 gで退院した。生後7日に助産師が自宅を訪問したところ、顔から胸まで黄染を認めた。児は母乳栄養で退院からの体重増加は30 g/日であり、便は5回/日、尿もよく出ているとのことである。このとき、助産師が行うアドバイスで正しいのはどれか。
妊婦健康診査の未受診者が搬送されて2時間後に正常分娩で出産した。新生児のApgar〈アプガー〉スコアは1分後9点、5分後10点。身長47 cm、体重2,780 gであった。在胎週数を推定するためにDubowitz法を用いて神経学的所見の評価を行うのに適切な時期はどれか。
ジノプロストン腟内留置用製剤について正しいのはどれか。
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠40週3日に、帝王切開で体重2,520 gの女児を出産した。児は口唇口蓋裂があり、新生児科医がAさん夫婦に病状の説明を行った。Aさんは「私が妊娠に気付かず飲酒したことが原因でしょうか。子どもの顔を見るのがつらい」と流涙し、授乳や児の面会に行くことを拒否している。夫は毎日仕事帰りに母児の面会に来ているが、疲労している様子である。Aさん夫婦への助産師の対応として適切なのはどれか。
分娩第1期の産婦の言動で注意が必要なのはどれか。
胎盤剝離徴候と名称の組合せで正しいのはどれか。
Aさん(32歳、初産婦)は40週4日で3,200 gの男児を正常分娩で出産し、母児同室で過ごしている。産後3日の夜、助産師に「授乳するたびに右の乳首が痛くて我慢できません」と話した。観察すると両乳房とも緊満しており、右乳頭はやや短めで10時〜12時の方向に損傷を認めた。痂皮が形成されており、出血はない。児の口腔内に異常は見られず、本日の体重は3,050 gである。助産師がAさんに行うケアで適切なのはどれか。
正常新生児に対する初回のビタミンK2シロップの与薬方法について正しいのはどれか。
新生児血液疾患の説明として正しいのはどれか。
Aさん(25歳、初妊婦、保育士)は妊娠13週である。妊娠初期の検査でサイトメガロウイルスIgG抗体が陰性であった。Aさんへのサイトメガロウイルスの母子感染を予防するための指導で適切なのはどれか。
Aさん(29歳、初産婦)は妊娠38週3日、硬膜外麻酔下で分娩誘発を行っている。硬膜外麻酔開始前のAさんの血圧は120/60 mmHgであった。硬膜外麻酔開始1時間後、陣痛周期8分で内診を行ったところ、子宮口3 cm開大であった。Aさんから「気分が悪い」と訴えがあり、血圧を確認したところ、72/40 mmHgであった。医師に優先して伝えるのはどれか。
Aさん(40歳、初妊婦)は妊娠11週0日。染色体異常を心配して夫と共に産婦人科クリニックを受診した。夫婦への説明の内容で正しいのはどれか。
子宮口全開大、Station+3の胎児の回旋を腟入口部側から見た図を示す。なお、図の上方を恥骨側、下方を仙骨側とする。正常な胎児の回旋を示すのはどれか。
Aさん(37歳、初産婦)は妊娠30週2日に妊婦健康診査で来院した。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。1日に数回の子宮収縮の自覚がある。血圧128/78 mmHg。血液検査データは、Hb11.8 g/dL、Ht34%。75 gOGTTで空腹時血糖90 mg/dL、1時間値177 mg/dL、2時間値165 mg/dL。尿蛋白(−)、尿糖+であった。子宮底長25 cm。子宮口は閉鎖、子宮頸管長32 mm。児は骨盤位で推定胎児体重1,450 gである。このときのアセスメントで適切なのはどれか。
Aさん(42歳、初産婦)は順調な妊娠経過であったが、妊娠38週の妊婦健康診査で妊娠高血圧症候群と診断されたため、分娩誘発で経腟分娩した。産褥1日、突然「胃のあたりが痛い」と訴え、苦悶様表情を浮かべている。意識は清明で呼吸数24/分、脈拍100/分、血圧160/104 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)である。直ちに行うべき検査はどれか。
子宮内胎児死亡の原因検索として行われる検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
直接哺乳の際に、児が適切に吸着できているのはどれか。2つ選べ。
早期新生児の保清について、沐浴と比較したときのドライテクニックの特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
正期産児に発症した胎便吸引症候群の合併症で頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
このときのアセスメントとして正しいのはどれか。
Aさんは妊娠34週1日から入院管理されていたが、妊娠36週4日、前期破水の診断となった。体温36.7℃、内診所見は、子宮口1 cm開大、展退度30%、Station−2、児頭が触れる。超音波検査で推定胎児体重2,080 g(−1.8 SD)、羊水ポケット1 cm。胎動の自覚は良好で、不規則な子宮収縮の自覚がある。Aさんへの治療で正しいのはどれか。
Aさんから「頭が痛くて目がチカチカする」とナースコールがあり、助産師が訪室した。意識は清明、体温37.4℃、血圧168/110 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)である。このときの助産師の対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
この時に考えられるのはどれか。
入院から12時間経過し、Aさんは子宮口9 cm開大、Station+2となった。ベッドサイドに座り、表情に疲労感がある。陣痛間欠3分、陣痛発作50秒、胎児心拍数陣痛図はレベル2である。Aさんは「少し眠くなってきました」と話した。Aさんへのケアで適切なのはどれか。2つ選べ。
Aさんは3,800 gの児を吸引分娩で出産した。会陰縫合時、肛門括約筋までの会陰裂傷が観察された。分娩後1時間が経過し「おしりがズキズキと痛いです。便が出るような気がします」と訴えた。子宮底は臍高。恥骨結合部の溝が触知されない。このときに考えられるのはどれか。
Bちゃんの出生後の特徴で正しいのはどれか。
BちゃんはNICU入院後に中心静脈カテーテルを挿入し、アミノ酸を主体とした静脈栄養を開始した。その後、経腸栄養を開始するために栄養カテーテルを挿入した。Bちゃんに対する経管栄養法で適切なのはどれか。
BちゃんはNICU入院後、閉鎖式保育器に収容され、1週が経過した。Bちゃんに行うケアで適切なのはどれか。